診療案内

戸畑こころともの忘れクリニックでは、さまざまなこころの不調に向き合い日々診療しております。
気になる症状などお悩みがございましたら、お一人で悩まずにご相談ください。
またご本人がご来院できない場合でも、ご家族のご相談も承っております。
どんな小さなことでも構いません。その一つひとつに寄り添い共に治療を進めてまいります。
このような症状はありませんか?
落ち込んで何もやる気が起きない

常に不安が消えない

いつもイライラする

自分を責めてしまう

学校、会社に行けない

眠れない

息が苦しくなる

めまいがする

食欲がない

当院で診察する主な疾患

うつ病

嫌なことや悲しいことがあると、誰でも落ち込んでやる気も出なかったりしますが、うつ病の場合はそのような一時的な感情でなく、強い憂鬱感が1日中・何週間も続きます。そして、そのうちに心の症状だけでなく身体の症状を感じるようになり、日常生活を正常に送ることや仕事に行くことが困難になります。うつ病は、誰でもかかりうる病気ですが治療を受けている人は少ないと言われています。一人で悩まずに、早めにご相談ください。早く治療を始めると、回復も早まります。
症状
気分が落ち込んで何もやる気が起きない、憂鬱で希望がない、不安や焦りが消えない、自分を責めてしまう、食欲がない、寝つきが悪い、よく眠れない、肩がこる、息が苦しくなる など

物忘れ、認知症

歳をとると、人の名前や言葉が思い出せなかったり、物の場所を忘れてしまったりなどの物忘れは出てくるものです。このような加齢による物忘れだけでなく、脳の機能が低下することにより記憶障害を起こす認知症は早期発見早期治療が重要です。原因を早期に発見し治療をすることで症状の進行を遅らせることができるので、将来的にもご本人やご家族の負担を減らすことができます。おかしいなと思う症状があればお早めにご相談ください。
症状
この頃ついさっきの事が思い出せない、何度も同じことを話すようになった、いつもの道が分からない、約束を忘れるようになった、料理や計算ミスが増えた、身だしなみを気にしなくなった など

睡眠障害、不眠症

寝つきが悪くなかなか眠ることができなかったり、夜中も目が覚めてしまったり、熟睡することができないという睡眠障害が何日も続き、日常生活に支障がきたしている場合、不眠症を疑ってみる必要があるかもしれません。不眠症は、入眠障害・中途覚醒・熟眠障害・早朝覚醒の4つに分けられ、原因も様々です。それぞれの症状に合わせた療法を選んで行います。眠れないくらいでなどと思わずにお気軽にご相談ください。
症状
夜眠れない、夜中も度々目が覚めてしまう、寝付くのに時間がかかる、早く目が覚めてしまいそれから眠れない、睡眠時間は長いのに寝た気がしない など

社会不安障害(SAD)

初対面の人と話すときや人前で話すときに、極度に緊張してしまい恐怖や不安を感じてしまうために、そういった場面を避けるようになり、社会生活に支障をきたす状態になってしまうとそれは社会不安障害という疾患と診断されます。薬物療法や精神療法により治療をすることで、症状を和らげることができます。
症状
人と接する時に極度に緊張して声が震えて話せなくなる、息が苦しくなる、吐き気がする、汗を異常にかく、めまいがする、口がカラカラにかわく など

パニック障害

身体的な原因がないのに、突然訳もなく不安や恐怖感に襲われ、動悸が激しくなり呼吸困難になったり、手が震えたり、めまいや頭痛がしたりなどの発作が起きてしまう不安障害の一種です。パニック障害の方は、またいつこの発作が起きるかという不安が続くので、人ごみを避けたり外出ができなくなってしまうこともあります。それにより日常生活や社会生活に支障をきたしてしまいます。うつ病を併発してしまうこともあるので、早めの治療が必要です。
症状
外出したり人混みに入ると急に息苦しくなる、立っていられない、またパニックがいつ起きるか常に不安である、人混みに行けない など

発達障害(ADHDなど)

発達障害というのはすっきりと明瞭ではなく、曖昧なもので歴史的にもまだ確定していない概念です。自閉症スペクトラムや注意欠陥多動性障害(ADHD)など脳機能の障害を持つ様々な疾患が含まれており、またそれぞれの症状がオーバーラップしていることもあります。特徴は幼少期からほぼ現れるものですが、その現れ方や経過が人によって様々です。対人関係などの周囲の環境との相互作用にも左右されます。その特徴を個性と考えることができればいいですが今の社会はそういう「ちょっと違いのある人」をあぶりだしやすくなっています。それに悩み、気分の落ち込みや不眠など様々なこころの症状を引き起こすこともあります。

適応障害

仕事や結婚などで新しい土地や職場や学校に移ったことをきっかけに、そこにうまくなじめずに極度のストレスを感じ社会生活に支障をきたしてしまう心の疾患です。ストレスの原因がわりとはっきりしているので、そこから離れると症状が改善したりします。ストレスの原因をなるべく除去できるように環境を整えたり、薬物療法などを取り入れながら心を休ませることが大切です。
症状
新しい環境にうまくなじめず心身がついていかない、眠れない、めまいがする、食欲がない、疲れやすく疲れが取れない、常に不安でイライラしてしまう など

強迫性障害

自分でもおかしいと分かっていながら、不安や特定のこだわりが頭から離れず、その不安を取り除くために同じ行為を繰り返し行ってしまい、それを止められない心の疾患です。ひどいときは、それを家族にも強要したりして日常生活に支障をきたします。また他の精神疾患から併発するときもあるので、適切な治療により症状を改善していきましょう。
症状
不安感が強く繰り返し行為を止められない、何度も手を洗ってしまう、家の戸締りやガスの元栓などを何度も確認してしまう、数字などに異常なこだわりを持ってしまう など

統合失調症

心や考えが頭の中でまとまらなくなってしまい、幻聴や幻覚が起こってしまう精神疾患です。脳の神経伝達物質の異変が原因のひとつとされ、生まれつきの性質などで本人の限界以上のストレスを感じてしまった時などに発症するとも言われています。しかしながらはっきりとした原因は不明で、治療の経過は人それぞれですが、薬物療法などで少しずつ様子を見ながら気長に症状改善を目指すことが大切です。
症状
頭の中で誰かに命令されているように感じる、幻聴、幻覚、妄想、感情が乏しくなる、口数が減る、身だしなみに気を遣わなくなる、認知機能障害 など